6月に入り、雨上がりの緑も鮮やかな季節となりました!
紫陽花や、店先に並ぶさくらんぼ、幻想的なホタルの乱舞など
この季節の楽しみが、梅雨の憂鬱さも楽しみに変えてくれます(^^)/
さて、今回の山旅は6月13日~6月16日の、
利尻山と礼文島・桃岩ハイキングの旅にご一緒しました!
山陽新聞旅行社との共同募集ということで、
愛媛から13名、岡山から2名のお客様にご参加頂きました!
利尻島
1日目は、松山空港から羽田を経由し、新千歳空港へ。
その後はバスで北に走り、稚内温泉でご宿泊。
途中、道の駅でのお買い物や、 サロベツ原野 の景色を楽しみました。
広大なサロベツ原野を走る! 北へ、北へ。
車窓からは、夕焼けの利尻山
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2日目は、ハートランドフェリーで 礼文島 へ。
フェリーの中は、座席に座れない人がいる程混雑していました。((+_+))
しかし、ほとんどが観光の団体ツアーのお客様だった様で、
礼文島のトレッキングは、すいていてとても歩きやすかったです。
知床バス停から桃岩展望台へのハイキング
このコースの目的は、何より高山植物の観察です!
本州では、標高の高い場所でしか見られない高山植物が、
ここでは海岸線で見ることができます。
レブンキンバイソウ (礼文島の固有種)
レブンハナシノブ
サクラソウモドキ
などなど、ほかにも沢山のお花が咲いていました!
レブンアツモリソウも数株咲いていました。
民家のお庭にも、高山植物が!
島全体がお花畑のようで、礼文島はまさしく 「花の浮島」 でした(^^)/
フェリーターミナルでは、高山植物の苗や種も売っていました。
午後はまたフェリーに乗り、今度は 利尻島 へ!
島に早く着いたので、島内の定期観光バスに参加して、一周観光も楽しみました♪
オタトマリ沼
熊笹 & ハマナスのソフトクリーム
仙法志御崎公園
海のいけすでゴマフアザラシが飼われていました。
稚内の水族館から、出稼ぎに来ているそうです (^^;)
アザラシ用の餌をねらうオオセグロカモメ。
人慣れして全然逃げません。
ハマナス や エゾカンゾウの咲く海岸線
車窓からの眺め。
途中、ウミネコのコロニーも見られました!
利尻島の街の街灯には、リシリヒナゲシ(黄色)を模したものと、
リシリリンドウ(青)を模したものがあります(^^)/
そしてお宿は 「旅館 雪国」 でご宿泊。
その日獲れた、新鮮な海鮮料理の夕食を頂くことができます。
ウニは口に入れた瞬間、海の香りと甘みが一瞬でとけるようでした( *´艸`)
どれも新鮮で美味しい!
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3日目、いよいよ利尻山へ。
早朝に北麓野営場を出発し、「鴛泊(おしどまり)コース」を歩きました。
所要時間は約12時間!がんばりましょう!
利尻山では山を守るために、ストックの先にキャップを付けることや、
携帯トイレの使用の約束があります。
私たちが、山で達成感や思い出を頂く代わりに、山にも優しく、謙虚に。
外来種を持ち込まない為の
小川があります
マイヅルソウ
オオバナノエンレイソウ
樹林帯ではギョウジャニンニクのいい香りがしました。
全体的に、まだ春先のお花が多く、咲いているお花は少ないようでした。
(リシリヒナゲシもまだ咲いていませんでした)
8合目、長官山にて。
登り始めて、ここでようやく利尻山が見えてきます。
この日はとってもいいお天気で、気温は14℃前後。
半袖一枚でも歩けるような快晴でした。風もなく、暑かった!(^^;)
そして利尻山の山頂へ!登頂おめでとうございます!!
皆さん、とってもいい笑顔で嬉しいです(^^)/
下りは、転びやすいので声を掛け合い、気を付けて下りました。
富士山の山頂付近によく似た、火山性のザレた道です。
そして、この日の夕食は、とっても盛り上がりましたよ(^^)
一生懸命歩いた後のビールは美味しいのです☆ミ みんなで乾杯!
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4日目、帰りのフェリーで。
旅の最初は、知らないもの同士。
それが何かの 『縁』 で出会い、一緒に旅をして、思い出を共有できる。
中には、ツアーの中で新しいお友達となり、意気投合して、
「 また次の山に一緒に行ってきます~ 」というお客様もいらっしゃいます(^^)
これも、ツアーの魅力のひとつではないでしょうか。
特に登山のツアーは同じ目標を持った者同士!
お一人様でご参加のお客様も、さみしい思いをすることはないように思います!
次は『白馬岳 栂池自然園へ縦走4日間』のツアーにご一緒させていただく予定です。
添乗員:國見
追記:
松山のお客様。 霧による飛行機の欠航では大変お疲れ様でした。
まさか、帰る日が翌日となり。。。さらに、その便までも霧の影響で高松空港に着陸するとは。。。
当日はお疲れのところ、誘導にご協力いただき、本当にありがとうございました。