8月29日から9月1日まで、
ゆったり歩く槍ヶ岳4日間の旅にご一緒しました!
今回は、15名のお客様とご一緒です!
槍ヶ岳は、深田久弥さんの“日本百名山”の著書の中でも、
「一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、
いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、
まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はない」・・・・・と表現される山。
弊社でも大変人気のツアーなのですが・・・
今回は、秋雨前線の影響により、全国的に雨のお天気(>_<)
残念ながら、今ツアーでも強い雨が降り続いたため、安全を考慮し
穂先への登頂はあきらめ上高地側へ下山したのでした。
なのであまり写真がありません・・・ごめんなさい。
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1日目は、飛行機で伊丹空港まで飛び、バスで上高地へ移動。
この日は、氷壁の宿 徳澤園でご宿泊です!
きれいな清流!
上高地からの森の中は、もう秋の兆しを感じることができました。
暑かった今年の夏も、なぜか恋しい!
徳澤園の夕食。
名物は、メインディッシュのステーキです!
お風呂も専用のシャンプー・石鹸付きでとっても快適でした( *´艸`)山小屋じゃないみたい。
いつかまた、読みたい本をたくさん持ってゆっくり泊まりに来たいな~
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2日目。
まだ暗いうちに宿を出発!この日も朝から雨です(´・ω・`)
徳澤・・・・・横尾・・・・・槍沢までは、比較的なだらかな道を歩きます。
その後は槍ヶ岳山荘に向け、徐々につづら折れの急登となりますが、
穂先に登る時以外は、特に技術的に難しいところはありません。
槍ヶ岳の上高地からのルートは、まさに体力勝負と言えます。
一ノ俣
途中の谷には、まだ雪が残っています。
ルート上はほとんど溶けており、雪渓は迂回して歩けました。
朝から続く雨で沢筋がいくつか増水していましたが、
男性のお客様にもご協力いただき、石を投げいれて、橋代わりにして渡りました。
皆さんの槍への強い思いを感じました。
(渡渉不可能な場合は、無理せず引き返しましょう!)
今日はずっと、槍ヶ岳はガスの中!
明日のお天気を祈りながら、眠りについたのでした。
3日目。
稜線上では風が強く、雨も降り続いていたので、
安全を考えて槍ヶ岳登頂は中止とし、上高地側へ下山しました。
う~ん・・残念!
小屋の前で集合写真を撮って、さぁ降りようか・・・と話していると、
一瞬!!
ガスの切れ間に槍ヶ岳の姿を見ることができました(*^▽^*)
素晴らしいタイミングで、まさに「山が見せてくれた」!
槍が「また来いよ」と言っている、そんな気がしました。
山はいつでもそこにあって、でも、
厳しい時もやさしい時もある。
槍の反対には、常念岳(左奥)や蝶ヶ岳(右奥)。
槍ヶ岳
播隆窟
槍ヶ岳を開山した播隆上人が
その際の野営地とした場所
ナナカマドの実
3日目も朝から下山まで、雨でした。
ゴアテックスのカッパの快適性を実感した山行でした(´・ω・`)
雨の場合は、レイングローブもあると快適です!
(mont-bellのout dryレイングローブがおすすめ)
夜は、奥飛騨温泉 風屋(かぜや)でご宿泊。
ここは穂高に生涯をささげた今田重太郎さんの生家で、そのお兄さんが始めたお宿。
雰囲気やお料理も素晴らしく、登山の疲れも吹き飛びました!
「かんぱ~~い!!」
夜は、日本酒好きのお客様がお持ちになった、愛媛県内子町のお酒・千代の亀 で乾杯!!
なんと千代の亀酒造では、数百円の別料金でオリジナルラベルが作れる!とのことで、
この日のために、槍ヶ岳登頂モデルのラベルを作ってくれていたのです。
山は登れませんでしたが、そんな憂鬱も吹き飛ばす 楽しい楽しい宴会となりました(*^▽^*)
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最終日。
この日は、平湯大滝と、高山市内の自由散策でした。
落差64m!平湯大滝
雨の中、あっさりと帰って行く人が多い中、
私たちは終始笑いっぱなし!!
滝を飲んでいるように写真を撮ったり、集合写真を撮ったり・・・
3日間の雨で厳しい登山でしたが、その分とっても仲良しになれました(*^▽^*)
高山 上三之町
高山市内の自由散策では、古い街並みを歩いたり、
女性のお客様と夢中で雑貨屋さんでお買い物をしたり・・・
酒造場での試飲も穴場な感じでよかったです!
名物のみたらし団子
高山は甘いタレではなく、
香ばしいしょうゆ味!
私の好きなお店「ぴーちくぱーく」
1個100円からで、目移りする~~
今回は、雨による急なルート変更などありましたが、
皆さんのおかげで、大きな事故やけがもなく、元気に下山することができました!
本当にありがとうございました(*^▽^*)
機会があれば、ぜひまた槍ヶ岳に挑戦してみてください!
またお会いできることを心から楽しみにしています!ありがとうございました。
ガイド:湯浅
添乗員:國見(ブログ)